当診療科について
当科では、X線写真、CT、MRI、血管造影検査、消化管造影検査などから得られた画像をもとに診断を行っています。
- コンピュータ断層撮影装置(CT)
- オランダフィリップス社製「 Brilliance iCT」を導入しています。本装置は1秒間に最大95枚の画像を描出することが可能です。心臓や心臓血管を明瞭に描き出すことができるようになり、また三次元画像で360度の角度から自由に患部が観察できるなど、数々の画期的効果を生み出しています。
■ 256マルチスライスCT「Brilliance iCT」(フィリップス社製)
1. 80mmボリューム検出器と最速0.27秒回転による超高速撮像
・全身の超高速撮像により、患者さんの息止め負担を大幅に低減します。 胸部では3秒程度、腹部~骨盤腔でも5秒程度の息止め時間で撮影が可能です。
2. 独自技術による心臓撮影性能
・従来のCTでは検査が困難な症例である不整脈、高心拍症例でも、しっかりと動きを止めた画像を撮影することが可能です。
・心拍内の特定のタイミングだけⅩ線を照射し撮影することで、従来の方法に比べ 低被ばくによる撮影が可能になりました。
3.低被ばくのCT撮影(iDose)
・逐次近似法を応用した画像再構成により、全身各領域で従来と比較して最大80%の被ばく低減が可能です。
【当院で期待できる被ばく低減効果(最大80%時)】
冠動脈:約6mSv→約1.2mSv 胸部:約7mSv→約1.4mSv 腹部:約17mSv→約3.4mSv
*診断・治療に必要な画質を確保したうえで、患者さんの負担が少ない検査になるよう被ばく低減に努めています。
- 磁気共鳴断層撮影装置(MRI) Magnetic Resonance System SIGNA Explorer
- MRIは強い磁石と特殊な電波の力により人体内部の構造を鮮明にみることができる最新の医療用画像診断装置です。頭部領域の小さな疾患や整形外科領域、腹部領域などの全身各部位の診断に役立ちます。
- お電話でのお問い合わせ
【休診日】土日祝・年末年始(12/30~1/3) ※緊急患者は24時間診療いたします。
疾病や治療法についてのお問い合わせは、お電話ではお答えできかねますので
ご来院の上、担当医に直接お問い合わせください。